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元旦(1月1日)から営業している施設は?映画館・スーパー銭湯・初売り情報

元旦営業スポット記事プレビュー

「せっかくの元旦なのに、家でゴロゴロしているだけではもったいない」「初詣は済ませたけれど、このあと何をして過ごそうか」とお悩みではありませんか?1月1日は多くの個人商店や企業が休みに入るため、どこへ行けば楽しめるのか分からずに、結局テレビを見て一日が終わってしまうという経験は誰にでもあるものです。

しかし、実は元旦から営業している施設は意外と多く存在します。映画館やスーパー銭湯、ショッピングモールなど、普段よりもお得に、あるいは特別な雰囲気の中で楽しめるスポットを活用することで、新年早々から充実した一日を過ごすことが可能です。家にこもっているだけでは味わえない、活気ある正月の空気を肌で感じることは、良い一年のスタートを切るための活力にもなるでしょう。

この記事でわかること

目次

元旦(1月1日)から営業している主な施設一覧と傾向

元旦は「どこも休み」というイメージが強いかもしれませんが、集客が見込めるレジャー施設や大型商業施設にとっては、1年の中でも特に重要な書き入れ時です。そのため、個人店は休業していても、大手チェーンやエンターテインメント施設は通常営業、あるいは時間を短縮して営業しているケースが大半です。まずは、どのような場所が元旦から開いているのか、その全体像を把握しておきましょう。

大手映画館(シネコン)はほぼ通常営業!元旦割引がある場合も

TOHOシネマズ、イオンシネマ、ユナイテッド・シネマ、109シネマズといった大手シネコンは、基本的に元旦も休まず営業しています。映画館にとって正月興行は最大のビジネスチャンスの一つであり、話題の新作映画が多く公開されている時期でもあります。家にいるのが退屈だと感じる層がこぞって訪れるため、ロビーは混雑しますが、上映スケジュール自体は充実しており、朝から晩まで映画を楽しむことができます。

さらに嬉しいポイントとして、1月1日は「映画サービスデー(ファーストデイ)」と重なるため、多くの劇場で鑑賞料金が割引になるという点が挙げられます。通常料金よりも安く映画が見られるため、あえて元旦を狙って映画館に行くという映画ファンも少なくありません。ただし、人気作品の良い席は数日前の予約開始と同時に埋まってしまうこともあるため、早めの行動が必要です。

映画館系列元旦営業状況特記事項
TOHOシネマズ営業ありファーストデイ割引対象
イオンシネマ営業ありショッピングモール併設店はモールの営業時間に準ずる
ユナイテッド・シネマ営業ありファーストデイ割引対象

上記の通り、主要なチェーンは営業していますが、ミニシアターなどの個人経営館は休館の場合があるため、公式サイトでの確認は必須です。映画館は「確実に開いていて、数時間没頭できる」という点で、元旦の暇つぶしとしては最強のスポットと言えます。

スーパー銭湯・スパ・サウナは書き入れ時で営業多数

「初湯」や「朝風呂」を楽しみたいという需要に応えるため、スーパー銭湯や健康ランド、サウナ施設も元旦から営業している場所が非常に多いです。特に、極楽湯や竜泉寺の湯といった大型チェーン店や、24時間営業のスパ施設は、大晦日から元旦にかけてオールナイト営業を行っていることもあり、初日の出を見た後の冷え切った体を温めに来る客で賑わいます。

具体的な利用シーンとしては、午前中の早い時間帯に訪れて朝風呂を楽しみ、その後館内の食事処でおせち料理やビールを味わい、リラックススペースで昼寝をするという過ごし方が黄金ルートです。家のお風呂掃除をする必要もなく、広いお風呂で手足を伸ばしてリラックスできるため、主婦層や一人暮らしの人にとっても極上の癒やし空間となります。

ただし、注意点として「正月特別料金」が設定されている施設が多いことが挙げられます。通常土日祝料金よりもさらに数百円上乗せされている場合や、各種割引クーポンが利用不可になっている期間でもあるため、入館前に料金体系をチェックしておく必要があります。それでも、この快適さはお金を払う価値が十分にあります。

ショッピングモール・アウトレットの初売り事情

ショッピングモールに関しては、運営会社の方針によって対応が分かれます。イオンモールやイトーヨーカドー系列のショッピングセンターは、「元旦初売り」を恒例行事としているため、1月1日の朝9時(あるいはそれより早い時間)から営業しています。福袋目当ての行列ができるのも正月の風物詩であり、フードコートやレストラン街も稼働しているため、食事難民になる心配もありません。

一方で、ルミネ、パルコ、百貨店などは、従業員の働き方改革の一環として1月1日を休業とし、1月2日から初売りを開始する傾向が強まっています。また、三井アウトレットパークやプレミアム・アウトレットなどのアウトレットモールは、元旦から大規模なセールを行うところが多く、周辺道路が大渋滞するほどの人気ぶりです。行きたい商業施設が「元旦営業」か「2日から」かは、事前に必ず公式サイトで確認しましょう。

施設タイプ営業傾向主な目的
イオンモール等ほぼ全店営業福袋、初売り、食事
アウトレットほぼ全店営業ブランド品セール、福袋
百貨店・駅ビル休業が多い(2日から)初売り(2日以降)

アウトレットモールへ行く場合は、開店の数時間前に到着するつもりで出発しないと、駐車場に入るだけで数時間かかるという事態になりかねません。覚悟を持って挑む必要があります。

神社仏閣以外の観光スポット(水族館・動物園・遊園地)

初詣以外の観光スポットとして、水族館や動物園、屋内型テーマパークも有力な選択肢です。例えば、東京スカイツリーにある「すみだ水族館」や池袋の「サンシャイン水族館」などは年中無休で営業しており、天候に左右されずに楽しめるため、寒い元旦には最適です。動物園に関しては、上野動物園などの公立施設は年末年始(12/29〜1/1)が休園となることが多いですが、民営のサファリパークなどは営業している場合があります。

遊園地については、東京ディズニーリゾートやユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ)はもちろん元旦も営業していますが、チケットは事前の争奪戦となります。一方で、「花やしき」や「東京ドームシティ アトラクションズ」といった都市型遊園地も元旦から営業していることが多く、初詣のついでに立ち寄れる手軽さが魅力です。絶叫マシンで新年の厄払いをするのも、一風変わった良い思い出になるでしょう。

カラオケ・ボウリングなどの屋内アミューズメント施設

もっと手軽に、近場で遊びたいという場合には、カラオケボックスやボウリング場、ゲームセンターなどの屋内アミューズメント施設が鉄板です。まねきねこ、ビッグエコー、ラウンドワンといった大手チェーンは年中無休、多くが24時間営業をしており、予約なしでも飛び込みで利用しやすいのが特徴です。友人と集まったけれど行く場所がない、という場合に最も頼りになる存在です。

ただし、これらの施設もスーパー銭湯と同様に「年末年始特別料金」が適用されることがほとんどです。フリータイムが利用不可になっていたり、料金が割高になっていたりするため、長時間滞在すると予想外の出費になる可能性があります。事前にアプリやWebサイトで料金シミュレーションをしておくと安心です。また、学生グループなどで混み合う夕方以降を避け、午前中やお昼時の利用が比較的空いていて狙い目です。

【シーン別】元旦を家以外で楽しむおすすめの過ごし方

【シーン別】元旦を家以外で楽しむおすすめの過ごし方

営業している施設が分かったところで、次は「誰と」「どう過ごすか」という具体的なプランニングについて考えてみましょう。一緒に行く相手や目的によって、最適なスポットは異なります。ここでは、失敗のない鉄板のモデルコースをいくつか提案します。

友人や恋人と盛り上がるなら「初売り」からの「映画」コース

友人グループやカップルでアクティブに過ごすなら、午前中はショッピングモールの初売りに参戦し、午後は映画を見てまったりするというコースが最もバランスが取れています。朝一番で福袋やセール品をゲットする高揚感を共有した後、歩き疲れた午後は映画館の座席でポップコーンを食べながらエンタメを楽しむ。動と静のメリハリがあり、話題も尽きません。

具体的には、イオンモールやららぽーとなどの大型商業施設であれば、ショッピングとシネコンが一箇所にまとまっているため、移動の手間もありません。外の寒さに凍えることなく一日中遊べるため、天候が崩れやすい日本海側の地域などでも安心して計画できます。ランチタイムはフードコートが激混みするため、あえて11時前に入店するか、時間をずらして14時頃にするのが賢い選択です。

家族連れなら混雑を避けた「穴場の水族館」や「屋内遊園地」

小さなお子様連れのファミリーにとって、人混みの激しい初詣や初売りは、子供が迷子になるリスクや疲れてぐずるリスクがあり、ハードルが高いものです。そこでおすすめなのが、比較的ゆったり過ごせる水族館や屋内遊園地です。水族館は照明が落とされており落ち着いた雰囲気があるため、子供も興奮しすぎずに楽しめますし、屋内であればオムツ替えスペースや授乳室の心配も少なくて済みます。

また、ゲームセンター内のキッズパークや、ショッピングモールに併設されている屋内遊び場も元旦から営業していることが多く、子供たちにとっては最高の遊び場です。「お正月だから特別だよ」と言って少し多めにメダルを渡してあげれば、子供たちは大喜びし、親はその間に交代で休憩を取ることも可能です。無理に「正月らしいこと」をしようとせず、家族全員がストレスなく過ごせる場所を選ぶのが正解です。

一人でゆっくり過ごすなら「スーパー銭湯」で初風呂・岩盤浴

「元旦は誰にも気を使わず、一人で心身をリセットしたい」という方には、スーパー銭湯での滞在型プランが強く推奨されます。午前中から入館し、まずは露天風呂で青空を見上げながら初湯を堪能。その後は岩盤浴エリアへ移動し、漫画を読んだりスマホを見たりしながら汗を流します。お腹が空いたら館内の食事処でビールと蕎麦を楽しみ、リクライニングチェアで昼寝をする。まさに至福の時間です。

最近のスーパー銭湯は、Wi-Fi完備でコワーキングスペースのような設備があるところも増えており、一人の時間を楽しむための環境が整っています。家で一人でいると「なんとなく寂しい」「掃除をしなきゃいけない気がする」といった雑念が浮かびがちですが、場所を変えることで「あえて一人を楽しんでいる」というポジティブな気分に切り替えることができます。混雑が苦手な場合は、朝6時〜8時台の早朝営業を狙うのがベストです。

元旦に出かける際の注意点と混雑回避のコツ

元旦のお出かけは楽しい反面、普段とは異なる交通事情や営業体制によってトラブルに見舞われることもあります。せっかくの休日にイライラしないためにも、事前に把握しておくべき注意点と、少しでも快適に過ごすためのコツを押さえておきましょう。

交通機関のダイヤ変更と初詣渋滞に注意する

最も注意が必要なのが移動手段です。電車やバスは「休日ダイヤ」または「年末年始特別ダイヤ」での運行となり、通常よりも本数が減っていることが多々あります。特に終電や終バスの時間が早まっている場合があるため、夜遅くまで遊ぶ予定の人は帰りの足を確実に確保しておく必要があります。乗り換え案内アプリも、必ず日付を「1月1日」に設定して検索しましょう。

車で移動する場合、初詣で有名な神社の周辺道路は交通規制が敷かれ、想像を絶する渋滞が発生します。目的地が神社の近くでなくても、抜け道として使われる道路が詰まることで、広範囲にわたって麻痺することがあります。Googleマップの交通状況機能を活用し、真っ赤になっているエリアは大きく迂回するか、そもそも車での移動を避けて電車を利用する判断が賢明です。

レストラン・カフェの営業時間は短縮されることが多い

商業施設内のレストランは施設の営業時間に準じますが、路面店のカフェや個人経営の飲食店は、元旦は休業か、あるいは「18時閉店」「ラストオーダー17時」といった短縮営業を行うケースが非常に多いです。「夜ご飯は現地で探せばいいや」と高を括っていると、開いている店がチェーンの牛丼屋かコンビニしかない、ということになりかねません。

特にディナータイムの確保は死活問題です。元旦の夜に外食をするなら、ホテルのレストランや、営業が確実な大手ファミレスチェーン、居酒屋チェーンなどを事前にピックアップしておきましょう。また、ランチタイムであっても、スタッフの人数を減らして営業していることが多く、料理の提供に普段より時間がかかることも覚悟しておく余裕が必要です。

事前予約ができる施設は必ず予約をしておく

元旦を快適に過ごすための最大の攻略法は「予約」です。映画館の座席指定はもちろんのこと、最近ではスーパー銭湯の貸切個室や、ボウリング場のレーン予約、飲食店の席予約など、Webから事前に予約できるサービスが増えています。元旦は「行ってみて空いていたら入る」という行き当たりばったりの行動が最もリスクが高い日です。

予約をしておけば、混雑したロビーで待ち続ける必要もなく、スムーズにサービスを受けることができます。特に映画館は、人気の作品ほど中央の見やすい席から埋まっていきます。「2日前の0時」など、予約開始のタイミングに合わせて席を確保しておけば、当日は余裕を持って行動できます。面倒くさがらずにスマホでポチっておくことが、元旦の満足度を大きく左右します。

よくある質問(FAQ)

銀行のATMは元旦でも使えますか?

大手都市銀行やゆうちょ銀行のATMは、コンビニ設置のものを含めて基本的に元旦でも24時間(または最長時間)利用可能です。ただし、システムメンテナンスが入る場合や、設置されている商業施設自体が休業の場合は利用できません。手数料は「休日扱い」となるため注意してください。

急な病気になった場合、病院は開いていますか?

一般の診療所やクリニックは元旦はほぼ休診です。急病の場合は、自治体が指定する「休日急患診療所」や「当番医」を受診することになります。必ず事前に電話で症状を伝え、受診可能か確認してから向かうようにしましょう。保険証とお薬手帳を忘れずに持参してください。

スーパーマーケットは元旦に営業していますか?

近年、ライフやサミット、ヤオコーなどの大手スーパーマーケットを中心に、従業員の働き方改革のため正月三が日(または元旦・2日)を休業とする店舗が増えています。イオンやイトーヨーカドーなどの大型GMSは営業していることが多いですが、近所の食品スーパーは休みである可能性が高いため、食材の買い出しは大晦日までに済ませておくのが無難です。

まとめ

元旦は家で静かに過ごすのも良いですが、一歩外に出れば、映画館やスパ、ショッピングモールなど、新年を祝う活気に満ちた場所がたくさんあります。最後に、今回の記事の要点を振り返っておきましょう。

「どこもやっていないだろう」という思い込みを捨てて、営業しているスポットを賢く利用すれば、元旦は一年で一番贅沢な休日に変わります。ぜひこの記事を参考に、あなたらしい最高のお正月の過ごし方を見つけてください。

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