あけましておめでとうございます、という挨拶もそこそこに、「今年のお正月は何をしようか?」と頭を悩ませている親御さんも多いのではないでしょうか。
お正月といえば、デパートの初売りセールに出かけたり、家で特番のテレビを見ながら寝正月を決め込んだりするのが定番の過ごし方かもしれません。もちろん、そういった過ごし方もリラックスできて良いものですが、せっかく家族全員が揃う貴重な休日です。今年は少し趣向を変えて、昔ながらの「お正月の遊び」を通して、家族の絆を深めてみませんか?
「今さら凧揚げやすごろくなんて、子供が喜ぶかな?」と不安に思う必要はありません。デジタルゲームに慣れ親しんだ現代の子供たちにとって、アナログな遊びはむしろ新鮮な体験として映ることが多いのです。また、大人にとっても懐かしい記憶が蘇り、童心に帰って子供と一緒に本気で遊べる良い機会になります。
この記事では、室内でまったり楽しめる遊びから、外で体を動かす遊びまで、家族みんなで盛り上がれるお正月のアクティビティを網羅的にご紹介します。それぞれの遊びのコツや、そこに込められた縁起の良い意味まで詳しく解説しますので、ぜひ今年のお正月の参考にしてください。
この記事でわかること
- 寒くても平気!室内で大盛り上がりできる伝統的なお正月遊びの詳細
- 運動不足も解消!外の空気を吸って楽しむ凧揚げや羽根つきのコツ
- 子供に教えたくなる「お正月遊び」に込められた縁起や願いの意味
- お金をかけずに100円ショップや手作りで遊び道具を揃える方法
なぜ今、お正月にあえて「昔ながらの遊び」なのか?
スマートフォンや家庭用ゲーム機が普及し、いつでもどこでも高品質なエンターテインメントを楽しめる現代において、なぜわざわざ「お正月遊び」をおすすめするのか。その理由は、単なる懐古趣味ではありません。アナログな遊びには、デジタルにはない「対面コミュニケーション」の濃密さと、世代を超えて共有できる「体験の価値」があるからです。
お正月という特別な時期だからこそ、画面越しではないリアルな触れ合いを持つことで、家族の関係性がより豊かになります。まずは、そのメリットについて具体的に見ていきましょう。
デジタルデトックスと家族のコミュニケーション活性化
普段の生活を振り返ってみると、家族が同じリビングにいても、それぞれが自分のスマートフォンやタブレットを見ているという光景は珍しくありません。仕事の連絡、SNSのチェック、動画鑑賞など、私たちは常にデジタルデバイスと繋がっています。しかし、お正月くらいは意識的にデジタルデバイスから離れる「デジタルデトックス」を実践してみてはいかがでしょうか。
例えば、家族全員で「すごろく」を囲むシーンを想像してみてください。サイコロを振って一喜一憂し、「あー、またスタートに戻っちゃった!」「お父さん、すごい強運!」といった会話が自然と生まれます。画面の中のキャラクターではなく、目の前にいる家族の表情を見ながら笑い合う時間は、何にも代えがたい幸福感をもたらします。アナログゲームは、プレイヤー同士の会話や駆け引きが遊びの中心にあるため、普段は学校や仕事の話しかしない親子でも、自然と会話の量が増え、コミュニケーションの質が深まるのです。
世代を超えて楽しめる共通言語としての「遊び」
お正月には、祖父母が遊びに来たり、実家に帰省したりして、三世代が集まることも多いでしょう。そんな時、最新のテレビゲームでは祖父母世代がついていけず、逆にお手玉やけん玉では孫世代が興味を示さない、というジェネレーションギャップが起きがちです。しかし、お正月の伝統的な遊びには、このギャップを埋める力があります。
具体的には、「福笑い」や「かるた」などのルールは非常にシンプルで、年齢を問わずすぐに理解できます。また、コマ回しやお手玉などは、おじいちゃんやおばあちゃんが「昔取った杵柄」で意外な特技を披露し、孫たちから尊敬の眼差しで見られるという素敵な展開も期待できます。「おばあちゃん、どうやってやるの?教えて!」と子供から教えを乞うことで、自然な世代間交流が生まれ、家族全員がプレイヤーとして参加できるのが、お正月遊びの最大の魅力と言えるでしょう。
【室内編】こたつでぬくぬく!家族で熱狂できるお正月遊びおすすめ

お正月は寒さが厳しく、外に出るのが億劫になる日もあります。そんな時は、暖かい部屋の中で、こたつに入りながら楽しめる遊びが最適です。ここでは、準備が簡単で、かつ盛り上がり確実な室内の伝統遊びを紹介します。
単に遊ぶだけでなく、それぞれの遊び方のコツや、現代風にアレンジして楽しむ方法も併せて解説しますので、ぜひ実践してみてください。
| 遊びの種類 | 必要なもの | 盛り上がりポイント |
|---|---|---|
| 福笑い | 顔の輪郭とパーツのセット、目隠し | 完成した変な顔を見て全員で大笑いできる |
| すごろく | すごろく盤、コマ、サイコロ | 人生ゲーム的な要素で会話が弾む |
| かるた・百人一首 | 読み札、取り札 | 反射神経勝負で白熱のバトルになる |
| けん玉 | けん玉 | 技が決まった時の達成感と披露する楽しさ |
上記の表は、室内遊びの代表例をまとめたものです。それぞれの特徴を理解した上で、家族の構成や好みに合わせて選んでみましょう。それでは、一つずつ詳しく見ていきます。
笑う門には福来る!「福笑い」で初笑い
「福笑い」は、目隠しをした状態で、のっぺらぼうの輪郭の上に、目・鼻・口などのパーツを並べて顔を完成させる遊びです。出来上がった顔がとんちんかんな配置になっていることが多く、それを見てみんなで笑い合うという、まさに「笑う門には福来る」を体現した遊びです。
遊び方のポイントとして、周りの人が「もっと右!」「あー、そこは鼻じゃなくておでこだよ!」と声をかけて誘導してあげるのがおすすめです。誘導する側も、わざと嘘を教えて変な顔を作らせようとしたり、逆に正確に教えてあげようとしたりと、性格が出て面白いものです。また、既製品の「おかめ」や「ひょっとこ」だけでなく、家族の顔写真を拡大コピーしてパーツごとに切り抜き、「パパの顔福笑い」や「好きなアニメキャラ福笑い」を自作すると、子供たちの食いつきが段違いに良くなります。自分たちで作る工程から楽しむことで、愛着も湧き、より一層盛り上がること間違いありません。
運試しと戦略がカギ!進化系も楽しい「すごろく」
「すごろく」は、サイコロを振って出た目の数だけコマを進め、誰が一番早くゴールできるかを競う競争ゲームです。基本的には運の要素が強いですが、止まったマスの指示によって大きく順位が入れ替わる逆転劇が魅力です。
市販のボードゲームも楽しいですが、時間があるお正月なら「オリジナルすごろく」の作成に挑戦してみてはいかがでしょうか。大きな模造紙やカレンダーの裏紙を使い、家族みんなでマス目の内容を考えます。「一回休み」や「3マス戻る」といった基本的な指示に加え、「お年玉を100円もらう(親から)」「お父さんの肩たたきをする」「今年の抱負を大声で叫ぶ」「変顔をする」など、家族内だけで通じるローカルルールや罰ゲームを盛り込むと、異常なほどの盛り上がりを見せます。作成過程も含めて一つのイベントになりますし、子供の発想力を育む良い機会にもなるでしょう。
瞬発力と記憶力の勝負!「かるた・百人一首」
読み手が読み上げる札に対応する取り札を、誰よりも早く取る「かるた」や「百人一首」。これは単なる遊びを超えて、集中力、瞬発力、記憶力を鍛える知育ゲームとしての側面も持っています。
未就学児や小学校低学年のお子さんがいる場合は、文字が読めなくても絵柄で判断できる「キャラクターかるた」や「ことわざかるた」がおすすめです。特にことわざかるたは、遊びながら言葉の意味を覚えられるため一石二鳥です。一方、子供がある程度大きくなってきたら、「百人一首」に挑戦してみるのも良いでしょう。いきなり全ての歌を覚えるのは難しいため、「坊主めくり」という簡易ルールから入るのが鉄則です。坊主めくりは、山札をめくって坊主(僧侶)が出たら手持ちの札を没収されるなどの単純な運ゲームですが、絵柄の面白さやスリルがあり、百人一首への入り口として最適です。徐々に「決まり字」を覚えて本格的な競技かるたごっこへとステップアップしていくのも楽しいものです。
技が決まればヒーロー!「けん玉・お手玉」
「けん玉」や「お手玉」は、個人技を磨くタイプの遊びですが、家族で披露し合うことでコミュニケーションツールになります。特にけん玉は近年、ストリートカルチャーとしても注目されており、スタイリッシュなデザインのものや、技の解説動画などがYouTubeで数多く公開されています。
家族で遊ぶ際は、「誰が一番長く『もしかめ』を続けられるか競争」や、「大皿・中皿・小皿の基本技を連続で成功させるチャレンジ」など、ミニゲーム形式にするのがおすすめです。お父さんが昔練習した「飛行機」や「世界一周」などの大技を一発で決めたなら、子供たちからの評価は急上昇するでしょう。もし失敗しても、その不格好な姿が笑いを誘い、和やかな雰囲気を作ります。お手玉も同様に、2つジャグリングから始めて、3つ、4つと挑戦したり、歌に合わせて投げ合ったりと、リズム感と手先の器用さを養いながら楽しむことができます。
【屋外編】冬の空気を楽しむ!体を使って遊ぶお正月のアクティビティ
おせち料理やお餅を食べ過ぎて体が重くなってきたら、外に出て新鮮な空気を吸いながら体を動かしましょう。冬の澄んだ青空の下で遊ぶ開放感は格別です。
ここでは、公園や広場などで楽しめる、屋外のお正月遊びをピックアップします。周囲の安全に配慮しながら、思いっきり体を動かしてリフレッシュしてください。
| 遊びの種類 | 適した場所 | 楽しみ方のポイント |
|---|---|---|
| 凧揚げ | 電線のない広い公園、河川敷 | 風を読む感覚と高く上がった時の爽快感 |
| 羽根つき | 自宅の庭、公園 | 負けた時の「墨塗り」罰ゲーム |
| コマ回し | 平らな地面がある場所 | ぶつけ合いバトルや長回し競争 |
上記の表のように、屋外遊びは場所選びが重要です。特に凧揚げは電線や道路の近くでは危険ですので、必ず周囲が開けた安全な場所を選んでください。それでは、各遊びの詳細を見ていきましょう。
天高く願いを乗せて!初心者でも上がる「凧揚げ」のコツ
「凧揚げ」は、風の力を利用して凧を空高く舞い上がらせる遊びです。高く上がった凧を見上げる爽快感は、他では味わえない特別な体験です。最近では、100円ショップでも手軽にカイト(洋凧)が手に入りますが、本格的な和凧に挑戦するのも風情があります。
凧をうまく揚げるコツは、とにかく「風を背にして立つ」ことです。そして、相棒に凧を持ってもらい、少し離れた場所から合図とともに手を離してもらい、自分はラインを引きながら走るか、あるいは良い風が吹いた瞬間にラインを引いて風を捕まえます。子供と一緒にやる場合、「パパが持ってて、〇〇ちゃんが走って!」と役割分担をすることで協力プレイが楽しめます。もし風が弱い日であれば、軽量な素材で作られた「ゲイラカイト」のような三角形の凧を選ぶと、少しの風でも簡単に揚がります。空高く舞う凧を見ながら、子供の健やかな成長を願う時間は、親にとっても感慨深いものになるでしょう。
厄を跳ね除ける!「羽根つき」のラリー対決
「羽根つき」は、羽子板を使って羽根(無患子・ムクロジの実)を打ち合う、バドミントンのような遊びです。コンコンという独特の打球音が心地よく、お正月の風物詩として長く親しまれてきました。
本格的な羽子板を用意しなくても、プラスチック製の簡易セットなどで十分楽しめます。家族で遊ぶなら、ただ打ち合うだけでなく、「落としたら顔に墨(または水性ペン)で落書きをする」という伝統的な罰ゲームを導入すると、真剣味が段違いになります。「絶対に顔を汚したくない!」という必死さが、白熱したラリーを生み出します。もちろん、本当に墨を塗ると落とすのが大変なので、簡単に拭き取れる水性マーカーや、シールを貼るなどのルールに変更しても良いでしょう。ラリーを続けるコツは、相手が打ちやすい場所に優しく返してあげること。思いやりを持って続けることで、協調性も養われます。
指先の魔術師になれるか?「コマ回し」対決
「コマ回し」は、紐を使ってコマを回転させ、その回転の持続時間や技を競う遊びです。指先の微妙な力加減や紐の巻き方が重要で、意外と奥が深いのが特徴です。
最近の子供たちには「ベイブレード」などの対戦型トイが人気ですが、昔ながらの木製の投げゴマや鉄芯のコマには、また違った味わいがあります。まずは紐を巻く練習から始め、正しく投げられるようになるまでが第一のハードルです。親が手本を見せて教えたり、一緒に練習したりすることで親子の絆が深まります。回せるようになったら、平らな台の上で同時に回して、どちらが長く回り続けるか勝負する「長回し」や、相手のコマにぶつけて弾き飛ばす「ケンカゴマ」に挑戦してみましょう。単純ながらも物理法則を体感できる遊びであり、一度コツを掴むと大人も時間を忘れて没頭してしまう中毒性があります。
知ればもっと面白い!お正月遊びに込められた「縁起」と「由来」
ここまで紹介してきたお正月の遊びには、単なる娯楽以上の意味が込められています。それぞれの遊びが持つ「由来」や「縁起」を知ることで、遊ぶ際にもっと気持ちが入り、子供たちに日本の文化を伝える良い機会にもなります。
ここでは、代表的な遊びに隠された願いや意味について解説します。遊ぶ前に「これにはんこんないい意味があるんだよ」と話してあげるだけで、子供たちの興味関心も変わってくるはずです。
凧揚げは「立身出世」、羽根つきは「無病息災」?
まず「凧揚げ」ですが、これは「立身出世」や「子供の健やかな成長」を願う意味があります。凧が空高く上がる様子を、子供の将来が上昇していく姿に重ね合わせているのです。また、昔は凧揚げによって「天にいる神様に願い事を届ける」という意味合いもあったと言われています。高く上がれば上がるほど、願いが叶うと信じられていました。
次に「羽根つき」です。羽根の先端に使われている黒い玉は「無患子(ムクロジ)」という木の実で、「子が患(わずら)うことが無い」と書きます。また、羽根が飛ぶ姿が、病気を媒介する蚊を食べるトンボに似ていることから、羽根つきをすることで子供が蚊に刺されず、病気にならないようにという「無病息災」の願いが込められています。負けた人の顔に墨を塗るのも、実は「魔除け」の意味があり、黒い色は邪気を払うとされていたことに由来しています。
遊びを通して子供に伝えたい日本の心
その他の遊びにも、素敵な意味がたくさんあります。例えば「福笑い」は、出来上がった顔を見てみんなで笑うことから、「笑う門には福来る」とのことわざ通り、新年に笑いを絶やさないことでその一年の幸福を祈願するものです。「すごろく」は、様々な苦難を乗り越えてゴール(上がり)を目指す過程が人生になぞらえられており、その年の運勢を占う意味合いがありました。
また、「コマ回し」は、コマが真っ直ぐ芯が通って回り続ける様子から、「物事が円滑に回る」「お金が回る」といった縁起の良さや、「自立する(独り立ちする)」という意味も込められています。このように、一つ一つの遊びには先人たちの「家族の幸せ」や「子供の成長」を願う温かい心が隠されています。ただ遊んで終わりにするのではなく、こうした背景にある物語を語り継ぐことも、お正月の家族団らんにおいて大切な役割と言えるでしょう。
準備から片付けまで!お正月遊びを最大限に楽しむためのポイント
最後にお正月遊びをより楽しく、スムーズに行うための準備や環境づくりのポイントを紹介します。高いおもちゃを買う必要はありませんし、少しの工夫で盛り上がり方は大きく変わります。
具体的な準備方法や、ゲームを白熱させるための「スパイス」について解説しますので、ぜひ取り入れてみてください。
100円ショップや手作りで賢く準備する方法
お正月遊びの道具を揃えるのに、高価な出費は必要ありません。現在、ダイソーやセリアなどの100円ショップでは、年末年始のシーズンになると特設コーナーが設けられ、すごろく、福笑い、かるた、凧、コマなど、ほとんどのアイテムが手に入ります。クオリティも年々上がっており、子供が遊ぶ分には十分な耐久性と楽しさを備えています。
また、あえて「手作り」にこだわるのもおすすめです。前述したように、福笑いを家族の顔で作ったり、すごろくの盤面を自作したりするのはもちろん、凧もビニール袋とストローで簡単に作ることができます。インターネットで検索すれば「ビニール袋凧の作り方」などがたくさん出てきます。作る工程そのものがクリエイティブな遊びになりますし、自分で作った道具で遊ぶ時の子供の目の輝きは格別です。お金をかけるのではなく、手間と愛情をかけることで、遊びの質は何倍にも高まります。
負けても楽しい?「景品」と「罰ゲーム」の工夫
ゲームを盛り上げるために欠かせないのが、勝者への「景品」と敗者への「罰ゲーム」です。ただし、これらはあくまで家族の雰囲気を良くするためのものであり、喧嘩の原因になってはいけません。
景品としては、豪華なものである必要はなく、「好きなお菓子を1つ選べる権利」や「今日の夕飯のリクエスト権」、「肩たたき券」などがおすすめです。子供にとっては、数百円のものよりも「パパやママにお願いを聞いてもらえる権利」の方が嬉しかったりするものです。一方、罰ゲームも「変顔をして写真を撮る」「尻文字を書く」「一発芸をする」など、その場が笑いに包まれるような明るいものを選びましょう。「お皿洗いをする」などの家事系は、リアルすぎて嫌な空気になることもあるので注意が必要です。勝っても負けても「あー楽しかった!」と終われるような、愛のあるルール設定を心がけてください。
よくある質問(FAQ)
お正月の遊びに関する、よくある疑問をまとめました。準備や当日の参考にしてください。
- 子供がすぐに飽きてしまわないか心配です。
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飽きさせないコツは、短時間で別の遊びに切り替えることです。例えば、「すごろく」の後に体を動かす「凧揚げ」に行くなど、静と動の遊びを組み合わせると集中力が続きます。また、親が本気で楽しんでいる姿を見せると、子供もつられて熱中することが多いです。
- マンション住まいで騒音が気になります。室内遊びの注意点は?
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かるたやすごろくなど、床を叩いたり飛び跳ねたりしない遊びを選ぶのが基本です。もしアクション性のある遊びをする場合は、プレイマットやカーペットを敷いて防音対策をしましょう。また、盛り上がりすぎて大声になりすぎないよう、時間帯(夜遅くは避けるなど)にも配慮が必要です。
- 3歳くらいの小さい子供でもできる遊びはありますか?
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「福笑い」はルールが簡単で、顔のパーツを置くだけなので3歳児でも十分に楽しめます。また、「風船羽根つき」のように、風船を手やうちわで打ち合う遊びなら、怪我の心配もなく、ゆっくり落ちてくるので小さいお子さんでも反応しやすいのでおすすめです。
まとめ
今回は、家族みんなで楽しめるお正月のおすすめの遊びについて、室内・屋外それぞれの楽しみ方や由来を解説しました。この記事の要点を振り返ってみましょう。
- お正月の遊びは、デジタルデトックスや世代間交流に最適なツールである
- 室内なら「福笑い」「すごろく」、屋外なら「凧揚げ」「羽根つき」が定番でおすすめ
- 遊びには「健やかな成長」や「無病息災」などの縁起の良い意味が込められている
- 100円ショップや手作りを駆使すれば、お金をかけずに十分に楽しめる
お正月は、一年の中でも家族がゆっくりと顔を合わせられる数少ない機会です。テレビやスマホに没頭するのも良いですが、今年はぜひ、昔ながらの遊びを通して、家族の笑顔があふれる時間を過ごしてみてください。「パパ、あの時すごろくで負けたよね!」「凧揚げすごく高くまで上がったよね!」という思い出は、子供たちの心に温かい記憶として残り続けるはずです。素敵なお正月をお過ごしください。
